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テストページ 女性のためのエイジングケアセミナー

~女性ホルモンを知ってココロもカラダも健康に!~

 

2024年3月30日(土)あいおいニッセイ同和損保新宿ビルにおいて、「女性のためのエイジングケアセミナー」を開催いたしました。本セミナーは事前申込制で約670名の方のご応募があり、当日は、会場で201名、YouTubeライブ配信35名視聴と236名の方にご参加いただきました。

セミナーは、女性の心と身体の調和を保つための生活習慣やエイジングケア、漢方について3名の専門の医師にご講演いただきました。会場では龍星堂薬局様、ミキ薬局(株)メディカルファーマシー様による「展示ブース」が設置され、骨密度想定、血管年齢測定、お薬相談、栄養相談が行われました。

また、当日の収録動画はご希望の方に3/31(日)~4/30(火)までオンデマンド配信で視聴いただきました。

 

<セミナー>

講演1:女性のためのエイジングケア ~再生医療を活用して老いとどう向き合うか~

大阪大学 未来医療学寄附講座 特任准教授 日比野 佐和子 先生

 

 アンチエイジングの目標は「長く幸せに生きること」です。身体的健康、精神的健康、に加え長く活動を維持できる、社会的な健康の3つの健康が不可欠です。

老化の原因には、遺伝的因子と環境因子があり、6割が環境因子だといわれています。

生活習慣を変えることで私たちは見た目も変えることができます。食事、栄養状態、睡眠・ストレスといった環境、これらの後天的な影響を最適化し、健康の回復を栄養面から助けるという「エピジェネティックによる栄養学」という考え方があります。

女性の年齢に応じたエイジングという点では思春期、性成熟期、更年期、老年期と女性ホルモンの影響がありますが、更年期以降のエストロゲンの低下は、肌への変化・見た目に影響を及ぼします。エクオールは肌への影響も確認されており、エクオールを腸内で産生できない場合は、サプリメント摂取するニュートリショナルサプリメントも選択肢の1つと思います。遺伝子年齢を若返らせるものに運動が影響します。またメンタルは腸や脳、皮膚とも関連していますから、気持ちを前向きに持つことはとても大切です。

 

 

講演2:女性と漢方

東京医科大学産科婦人科学分野 兼任助教 班目 有加 先生

 

 更年期症状はとても多彩です。

漢方薬は多彩な症状に対応が可能で、皆さんの気血水(き、けつ、すい)などの体質を見極めて処方されています。婦人科三大処方の 当帰芍薬散、加味逍遥散、経費茯苓丸、を気血水のタイプでどのような方に処方されるのか教えていただきました。ホルモン補充療法との併用や副作用についても教えていただきました。正しく知っておくことが大切です。
漢方薬を身近に感じられる先生のお話しでした。

 

 

講演3:女性の健康 ~心と身体の調和を保つための生活習慣~

旭川医科大学 産科婦人科学講座 教授 加藤 育民 先生

 

 女性ホルモンは、特に女性の身体、精神含め様々な作用をもたらすことが知られています。

講演では、女性ホルモンが関与する月経関連諸疾患・更年期障害、そして女性の健康維持を食事の面からお話しいただきました。

月経関連諸疾患の1つ「月経前症候群(PMS)」は女性が働くうえで仕事に影響する場合があります。月経をととのえる方法としてOC・LEP剤等の治療、漢方などの選択肢について教えていただきました。更年期で問題となる骨粗しょう症は、下顎骨(かがっこつ)でも始まっていて顔面の骨密度低下は皮膚のたるみにもつながります。骨を強く太くする生活習慣を意識してください。更年期障害の治療:ホルモン補充療法は、昨今投与方法もバリエーションに富んでいます。ご自身にあった方法を婦人科の先生と相談していただくとよいでしょう。

女性の健康増進に栄養バランスの良い食事は欠かせません。健康食品、サプリメントで補うことも1つの選択肢となります。女性に有用と注目されている大豆イソフラボン、エクオールは、更年期の症状とエクオール産生能と関連すること、PMSリスクとも関連があることを教えていただきました。食事からでは十分な量と栄養バランスの摂取が難しい場合、女性の健康増進という点からも、年齢や目的に応じて健康食品・サプリメントを上手に取り入れ、不足している栄養素の補給や強化、疲労回復、美容を得ることも良い方法だとまとめられました。

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<展示ブース>

●名の方にご相談・体験いただき、皆様から嬉しいコメントをいただけました。

「 」「 」

龍星堂薬局様、ミキ薬局(株)メディカルファーマシー様には改めて御礼申し上げます。

 

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<閉会挨拶>

閉会挨拶の西 洋孝先生から、本日のご講演、展示ブースでの指導や測定の結果をご自身の健康の増進につなげていただければと思います。と会を締めくくられました。

 

※ソイチェック結果

参加いただいた方の中から抽選で10名の方に、エクオール産生能を測定できる尿検を査測していただきました。10名中5名(50%)の方がエクオール産生能あり。これは日本人の二人に一人が腸内でエクオールを作ることができるという過去の報告と同じ結果でした。

 

 

プログラム概要

<司会>

東京医科大学 産科婦人科学分野 講師 山本 阿紀子 先生

<開会挨拶>

東京医科大学病院 産科婦人科 教授 西 洋孝先生

<セミナー演者>

講演1:女性のためのエイジングケア ~再生医療を活用して老いとどう向き合うか~

大阪大学 未来医療学寄附講座 特任准教授 日比野 佐和子 先生

講演2:女性と漢方

 東京医科大学産科婦人科学分野 兼任助教 班目 有加 先生

ソイチェック体験

 株式会社ヘルスケアシステムズ 取締役 細谷 吉勝 様

講演3:女性の健康 ~心と身体の調和を保つための生活習慣~

 旭川医科大学 産科婦人科学講座 教授 加藤 育民 先生

<閉会挨拶>

東京医科大学病院 産科婦人科 教授 西 洋孝先生